REGULATION

2022年度 VespaGP総合規約

ここでは車両トライダーの安全面を主体としたルールを説明する。これは、当日を楽しく過ごすために重要なものである。ルールを守るということが、自分だけでなく参加者全員が1日を気持ちよく過ごす事であることを認識して理解いただきたい。
また、公式通知等により内容が変更されることがありますので常に最新の規則に順じる。

総合構造規定

① ブレーキは、前・後輪それぞれに独立した有効なブレーキを備えていなければならない。

② ハンドルの、バーエンドは、丸められた形状もしくは覆われている事。

③ メインスイッチやハンドルスイッチの改造・変更は可とする。ただし、いかなる場合においても確実に作動するキルスイッチを取り付けなければならない。

④ 燃料タンクは、容易に車体から外れる事が無い様に装着すること。

⑤ オイルドレンボルトおよびオイル注入口(エンジンまたはミッションオイル)のキャップは、ワイヤーロック等のゆるみ防止処置を施さなければならない。なお、ワイヤーロックは、0.6~0.8mmのステンレスワイヤーによるツイストワイヤーでゆるみの無いよう確実に取り付けること。チェックボルトにもワイヤーロックする事が望ましい。

⑥ エキゾーストマフラー/チャンバーの変更は可とする。また、消音効果のあるサイレンサーを取り付けなければならない。また、サイレンサーは確実に消音効果があるものであること。〔必要に応じて排気音量の測定をする場合がある。〕

⑦ サイレンサーの後端部は、後輪より後方へ出してはならず、車体に干渉したり著しく車体から離れてはならない。サイレンサー本体は、脱落防止のためバンドやステーなどで確実に固定されていること。タイヤやブレーキなどを汚したり、後方のライダーに迷惑をかけるものであってはならない。

⑧ 排気音量は、原則として2サイクル車が99db(A)以下、この数値から+3db(A)まで認められる。〔サーキットによってdb上限変更あり〕

⑨ ゼッケンの文字寸法は、コントロールタワーから確認できるサイズで全面・左右の3箇所張らなくてはならない。

⑩ ステップバーやステッププレートなどの改造・変更は可とする。ただし、すべて容易に操作できるものでなければならず、確実に取り付けられていなければならない。

⑪ アクスルシャフト(フロント、リアともに)の固定にはロックナット、または割ピンを使用すること。

⑫ タイヤは市販ルートで入手できる公道用市販タイヤに限定する。

⑬ シートカウルの改造・変更は可とする。ただし、その幅はボディーの幅を超えてはならない。

⑭キャブレターからの「オーバーフローパイプ」に透明または半透明のガソリンキャッチタンク(100cc以上)を転倒時に影響のない場所に強固に取り付けなくてはならない。

総合安全規定

① ブレーキレバーおよびクラッチレバーの先端部は、いかなる場合においても球状に丸められていなければならない。

② フットレストおよびペダル類の先端部は、安全上丸められていなければならない。

③ バックミラー、スタンド、リアキャリアなどは取り外さなければならない。
また、その他の保安部品についても取り外すのが望ましいが、テーピング処理を施すことでも可とする。なお、取り外し後の不要なステー類は、カットおよびテーピングなどの安全上、問題がないような処理を施していなければならない。
また、取り外しが困難なサイドスタンドはワイヤーリングかタイラップ固定によりしっかりと処理されていて車検を通れば、走行できるものとする。

④ すべての車両で危険性のある突起物がある場合、カットおよびテーピングで処理する必要がある。

⑤ 主催者、ならびに車検官が、安全面における対処を求めた場合、その指示に従うこと。

装備規定

ライダーは、下記の規定を満たす装備を装着しなければならない。

①ヘルメットは、新JIS規格(旧JIS-Cを含む)又はSNELL規格に合格したフルフェイスヘルメット。ただし、規格品であっても、外観や内装が著しく損傷しているもの並びに過去に大きな衝撃を受けたことのあるものは使用を禁止する。

②ヘルメットリムーバの着用を強く推奨する。

③レーシングスーツは全身を覆う充分な厚みを持った革製又はそれと同等以上の強度を有する素材のスーツに限る。MFJ公認品であることが望ましい。 2ピースのスーツは禁止する。

④グローブ及びブーツは、手及び足をプロテクトできる素材及び構造を持つもの。グローブは手首まで覆うもの、ブーツは少なくともくるぶしを覆うものであること。

⑤脊髄パット及びチェストガードの着用を強く推奨する。

VespaGPクラス車両規定

車両はマニュアルトランスミッション[Vespa]で、49cc以上115cc以下の排気量とする。
チャンバーは㈱ベスパのオリジナルチャンバーを使用とする。(寸法変更やサイレンサー変更は不可)
※過給機付きの車両は参加不可とする。

参加車輌は必ずスポンサーステッカー添付を義務とする。

ステッカー位置:レッグシールド前面に添付すること。
        追加で自分の好きなステッカーを貼っても良い。

参加車輌に対しては、(株)ベスパの菊地にてスポンサーステッカーセットを販売している。

ボディーフロアがバンク中、コースを傷つける可能性がある車体はセンタースタンドを装着しスタンドゴムパットを取り付けなければならない。

スタンドゴムパットが消耗している場合、交換しなければならない。

ゼッケン番号はコントロールタワーから確認できる大きさ・書体・配色でなければならない。

また、車体の外装を変更出来るが、生産時のシルエット(車体構成)は崩さないようにすること。

マスタークラス車両規定

車両はマニュアルトランスミッション[Vespa]で、49cc以上102cc以下の排気量とする。

シリンダーキットはMALOSSI社のキットのみを使用とする。
(ベースガスケット・ヘッドガスケットを必ずキットの物を使用するこ事。)

シリンダーのポート加工及びシリンダーヘッドの加工を行ってはならない。(面取りは可)
(排気ポートセンターリブ加工は不可)

※過給機付きの車両は参加不可とする。

ライダー体重が75㎏以上の場合、112ccシリンダーキットの使用を許可する。(オーバーサイズピストン使用不可)
(シーズン中でも体重74kg以下になったらキットを102cc以下に戻さなければならない。)

チャンバーは㈱ベスパのオリジナルチャンバーを使用とする。
チャンバーの寸法変更はライダー体重が80㎏以上の場合、許可する。(ただし、主催者に要相談。)

キャブレターはMALOSSIのデロルトPHBL25パイを使用とする。

吸入方式はロータリーバルブ方式でリードバルブの使用を不可とする。(マニホールドはMALOSSIを使用とする。)

ミッションのギヤー比と電気系は自由とする。

シーズン中のタイヤ交換は前後とも1回までとする。
  (例:シーズン参加前に新品に交換して参加してシーズン中、前後1回の交換が可能。)
  エントリー用紙に毎回製造ロッド(製造年月日)の記入が必ず必要。(車検時チェックを行う。)
  タイヤサイズの変更も1回にカウントする。

ゼッケン番号はコントロールタワーから確認できる大きさ・書体・配色でなければならない。
マスタークラスはフロントゼッケンの下にゼッケンベース(イエロー)を張り付けなければならない。
ゼッケンベースの形状は各自自由とする。

マスタークラスは、ヘッドライト部分・テールレンズ部分又はリヤ部分にイエローのカッティングシートを添付しなければならない。(VespaGPクラスとの識別の為。)

ボディーフロアがバンク中、コースを傷つける可能性がある車体はセンタースタンドを装着しスタンドゴムパットを取り付けなければならない。スタンドゴムパットが消耗している場合、交換しなければならない。

ゼッケン番号はコントロールタワーから確認できる大きさ・書体・配色でなければならない。

車体の外装(レッグシールド及び床の幅)は50SやPK50Sの幅を主として変更してはならない。

改造・変更

総合構造・安全規定をクリアしていれば、車体の改造・変更の制限はないが主催者に安全と判断されたものに限る。
当該クラス内での車体とエンジンの組み合わせは変更することは出来ますが、他クラスとの組み合わせは出来ない。

VespaGP スプリントレース形式

VespaGPレース決勝は逆グリッド形式とする。

予選タイムが遅い順に1番グリッドから並ぶ。
グリッド配列の間隔は、VespaGPブースにて決定する。
グリッド表はマーシャルのタイム掲示板、VespaGPブースにて発表。

VespaGPレースは2クラス制とする。

VespaGPは、通常のVespaGPクラスと上級者のマスタークラスに分かれる。
2クラスは共に練習・予選・決勝同時走行とする。
2クラスはレギュレーションが別々とする。(車両規制参考)

2クラスは決勝別々の表彰。

VespaGPクラス:1・2・3位・MID TOP賞 表彰(トロフィーは1・2・3位・MID TOP賞)
マスタークラス:1・2・3位表彰(参加者が少ない場合、トロフィーは1位のみ)
2クラスの年間ポイント獲得は別々とする。

VespaGPクラスからマスタークラスへの昇格は事務局やマスタークラス参加者と厳選なる選考を行いそのライダーに告知する。

(MID TOP賞とは、事務局が決めた初級者の為の表彰。)

VespaGPクラスの決勝は3段スタート形式。
(タイム遅れスタート制)

VespaGPクラスはグリッドはファースト・セカンドのグリッドに分かれる。

ファーストグリッドは、通常シグナルスタート。
セカンドグリッドは、タイム遅れのフラッグスタート。(→フラッグスタートライン1)
セカンドグリッドは、第3戦から適応でスプリントの第1戦入賞者(1.2.3位)。
入賞者が次戦欠場の場合もタイム遅れスタートは受け継がれる。その場合、前戦入賞者の前にグリッドを設る。
タイム遅れスタートはその日の皆さんのタイム状況やコースによってタイムが決定。
必ず決勝スタート前にVespaGPブースにて確認すること。

2021年度入賞の方は、今までは常時1年間セカンドグリッドからのスタートでしたが、今年は撤廃して通常のグリットでの参加とする。

サードグリッドはマスタークラスのスタートグリットとする。
マスタークラスも予選タイムに順次、リバースグリッドとする。
サードグリッドも、タイム遅れのフラッグスタートになります。(→フラッグスタートライン2)
第2戦はセカンドグリッドの適応者がいない為サードグリッドが繰り上げとなる。


  ファーストグリッド \ セカンドグリッド \ サードグリッド
     |   [    [ \ [    [    \ [    [
 ←    |    [   [ \  [    [   \  [    [
スタート |     [   [ \   [    [  \   [    [
     |      [   [ \     [   [ \    [    [
                  \→フラッグスタートライン1  \→フラッグスタートライン2

VespaGPクラスは決勝ウェイトハンディ制を適応。

規定は以下の通りとする。

ウェイトハンデ制はライダーに適用。
(ウェイトは車輌に搭載する事。)

車輌搭載場所はシート下小物入れ指定 (必ず厳守)
(CDI、レギュレターなど小物入れがカラにならない場合、移設すること。)

ウェイトは当日VespaGPブースにてレンタルする。
レース当日、搭載時期(ウェイトハンデ者のみ) は以下の通りとする。
  練習走行・・・・搭載自由
  予選・・・・・・搭載自由
  決勝・・・・・・ウェイト必ず搭載すること

シリーズ第1戦のウェイトハンディは全車無い。

決勝入賞者(1.2.3位)の者は、次戦ウェイト搭載が義務とする。

決勝の順位に準じて次戦より適用。
  決勝1位者は10kgウェイトを次戦に搭載
  決勝2位者は10kgウェイトを次戦に搭載
  決勝3位者は10kgウェイトを次戦に搭載

ウェイトハンディ者が次戦休場の場合:ウェイトハンディは解除。
ウェイトハンディ者が表彰台に登った場合:ウェイトハンディは引き継がれる。
ウェイトハンディ者が表彰台に登らなかった場合:ウェイトハンディは解除。

予選のタイム1位にポイントが付与される。

その日の予選トップタイムを出した選手にシリーズポイント1ポイントを付与。
ポイントは、VespaGPクラス1名、マスタークラス(仮名)1名に与える。

2022年度の決勝シリーズポイントは以下の通りとする。

スプリントレースは以下の通りとする。
ポイント.ランキング (決勝順位)
○ポイントリスト
1位 -15
2位-12
3位-10
4位-8
5位-6
6位-5
7位-4
以下参加者-3

耐久レースは以下の通りとする。

耐久戦ポイント
1位-7
2位-6
3位-5
4位以下参加者-4

スプリントレースは、2クラスの年間ポイント獲得は別々とする。
耐久レースは2クラス共通のポイント獲得とする。